室内にするか、室外にするか、ちゃんと考えておかないと後悔する
洗濯機を室内に置くか、室外に置くか、初めて物件を選ぶ人は意外に気にしない人が多いようです。
ですが、この事は生活に大きく影響する問題。
おそらく洗濯は多くの家庭でほぼ毎日行われます。
あまりよく考えずに洗濯機を室外、若しくは室内に設置すると、よく考えなかったことで洗濯時にストレスを抱える事になることでしょう。
そうなると毎日ストレスを感じながら生活を送ることになります。
洗濯機を置く場所の問題として、よく聞く話が深夜の洗濯。
「仕事が終わる時間が毎日深夜。しかし室外に洗濯機がある事で回すに回せず、洗濯はいつも休日にまとめ洗い…」
という話は多くの人が経験する問題のようです。
まとめ洗いはカビの原因にもなり、大事な衣類がカビで着られなくなる可能性もあります。
逆に、室内に洗濯機を置いた場合はこのような話があります。
「室内に洗濯機を置いていたら、排水が詰まって下の階まで水浸しに…」
室外であればこのような水漏れの心配も無かった事でしょう。
意外にそこまで気にする人が少ない洗濯機の置き場所。
洗濯機を室内に置くか、室外に置くかはしっかり考えておかないと、いざと言う時にとても悩まされることになります。
メリットとデメリットを突き合わせる
室外置き、室内置きを判断するには、まずそれぞれのメリットとデメリットをしっかり認識しておく必要があります。
以下に箇条書きにしましたので参考にしてください。
室外置きのメリット
- 水漏れしても問題が無い
- ホースなどでそのまま洗えるので、洗濯機の下などの掃除が容易
- 物件の値段が室内置きよりも若干安い場合が多い
室外置きのデメリット
- 夏場の暑い日や冬場の寒い日は、少しの間だけでも外に出るのが億劫
- 風雨にさらされる為、洗濯機が壊れやすい
- 深夜に洗濯機が回せない
室内置きのメリット
- 深夜でも洗濯機を回せる(建物の材質などにより例外あり)
- 夏場や冬場でも洗濯の為に外に出る必要が無い
- 風雨にさらされることが無いので、洗濯機が室外置きよりも長持ちする
室内置きのデメリット
- 室内の洗濯機置き場は狭いことが多いので、洗濯機の裏や下の掃除が面倒
- 掃除をさぼっていると排水溝がつまり、水漏れなどの大惨事に
- 掃除をさぼると、洗濯機の下がカビや虫、悪臭などの発生源になる
- 室内置き物件は家賃が若干高い場合が多い
洗濯はほぼ毎日行うものです。
デメリットによるストレスが膨らんでしまうと後悔してしまう原因になます。
それぞれのメリットが自分にとって重要か、どちらか片方を選んだ場合に発生するデメリットは耐えうるものであるかどうか、慎重にメリットとデメリットを突き合わせて考えてみましょう。
自分のライフスタイルを考える
メリットとデメリット以外にも考えることはあります。
室外置きは、深夜に洗濯機を回せないというデメリットがあることをお話ししました。
しかし仕事の帰りがそこまで遅くならない人は深夜に洗濯機を回す必要はありません。
つまりデメリットにはならないということです。
また、逆にそのような人は室内置きのメリットである、深夜でも洗濯機を回せるという事に対しては有難みをあまり感じないことでしょう。
最近は室内置きのメリットばかりが一人走りして、室内置きの物件が人気のようです。
実際、物件の値段を見れば分かるように、室内置きの物件は、ほぼ変わらない立地条件であっても、室外置き物件と比べて家賃が割高に設定されております。
確かに暑い夏や、寒い冬に外に出なくても良かったり、場合によっては深夜の音も気にしなくて良かったりするのは魅力的ではありますが、室内置きの場合、一番ネックになるのは掃除です。
洗濯機の下は洗濯機を持ち上げたり、移動したりしてから掃除をする必要があります。
ですが、ただでさえ室内の洗濯機置き場は狭く、約二分の一畳程のスペースを掃除をするだけなのですがかなりの重労働。
できればそんな重労働は避けたいものです。
しかし、排水がホコリの塊などで詰まって水漏れを起こす心配や、悪臭や衛生的な面を考えると、どうしても掃除は周期的に行わなければならず、案外大きなストレスとなる、という事はあまり知らない人が多いようです。
くどいようですが、洗濯はほぼ毎日行うもの。
メリットとデメリットをしっかり突き合わせて、なおかつ自分の生活や性格も書き出してみる。そしてどちらのほうがメリットを感じやすく、デメリットを感じにくいか、という事を慎重に考えたうえで、洗濯機を室内、室外、どちらに置くか選びたいものですね。