吊り戸棚に食洗機…キッチンリフォームで導入されてる人気設備|水回りトラブル入門

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2013年1月16日
吊り戸棚に食洗機…キッチンリフォームで導入されてる人気設備

キッチンは主婦にとってまさに聖域で、ほぼメインで使う自分の使い勝手の良いように整備されていてほしいものです。しかし、年月を重ねれば昔は便利だった設備も陳腐になってしまうもの。キッチンのリフォームを行う際に、主婦はどのような設備を導入したがっているのでしょうか?

取材ライター
  

リフォームで美味しい料理を生み出すキッチンを目指す!

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子供の頃、台所に立つ母親の後ろ姿を見るとなんとなく嬉しくなったものです。トントン、と調子よく聞こえてくる包丁の音、くつくつ音を立てて煮える鍋から上がる湯気、鼻腔をくすぐる美味しそうな匂い。
まさにキッチンは世のお母さんたちの聖域と言っても過言ではありません。

しかし、そんな主婦の聖域であるキッチンも使っている内にあれこれ不満が出てくるもの。特に使い勝手の悪いキッチンは、料理に時間が掛かって味が落ちてしまいます。
使い勝手の悪いキッチンをリフォームする際に、多くの人が導入している便利な設備にはどのようなものがあるのでしょうか?

一目で取り出したいものが分かる引き出し式収納

料理の際に手間がかかる動作の一つには、「鍋やフライパンなどの調理器具を探す」ということが言えます。出来るだけ収納スペースを有効活用するために調理器具をギュウギュウに詰め込んでいると、後で必要になった時に見つからなくなってしまうのです。

こうした調理器具探しに時間を取られないための設備として人気を集めているのが引き出し式収納です。鍋やフライパンをしまいやすい構造になっていて、棚を引き出せばどこに何があるのかが一目瞭然で分かります。

背伸びしなくても物が出せる電動昇降吊戸棚

キッチンにつきものの吊戸棚は、狭いスペースを有効活用するために欠かせない設備の一つですが収納しているものを取り出すのが面倒であるという欠点を持っています。
吊戸棚から物を取り出すには、背伸びするか踏み台を持ってこなければなりませんが高い所で作業するというのは意外に不安定になりやすく、思わぬ怪我や収納物の破損を招く恐れがあるのです。特にお年寄りは踏み台の上り下りだけでも危険です。

このような吊戸棚を改善してくれるのが電動昇降吊戸棚です。棚が電動リフト式になっていて、スイッチ一つで顔の高さまで棚が下がってくるので背伸びも踏み台も必要ないのがメリットです。しかし、降りてくる棚の下には物を置けないので、キッチン全体の構成をよく考えないと導入できないのが難点です。

油汚れの始末が簡単・ガラストップコンロ

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キッチン掃除で最も大変なのは、油汚れの始末です。揚げ物を作った後は鍋から跳ねた油がコンロに付着し、冷めてへばりついているからです。肌にやさしい弱酸性の食器用洗剤では酸性の油を取りきれないため、最終的には油汚れが錆のようにガリガリした状態になってしまうことも珍しくありません。
鍋を掛ける五徳周辺の盛り上がっている所に油汚れが溜まった日には最悪です。
その為最近はコンロの天板が掃除しやすいフラット型になっているガラストップコンロが人気を集めています。五徳周辺も真っ平らになっているため、拭き掃除もしやすく油汚れの始末もやりやすいのがメリットです。ただし、ガラス製の天板は耐熱性があっても衝撃には弱いので、吊戸棚から物を取る時に落とすと天板が割れてしまうことがあります。

家族や友人とワイワイ料理が出来るアイランドキッチン

最近は人付き合いも欧米化してきたのか、ホームパーティを開く家が増えてきています。美味しいお酒や旬の食材を持ち寄り、パーティを楽しむのです。しかし、パーティは開催場所となるホスト家族の負担が大きいのが難点です。キッチンのシンク・コンロは壁寄りに設置されているのが普通で、二人も入れば満杯になってしまうことも。
このように頻繁にホームパーティを開いたり、複数人で料理を作る習慣がある家庭ではアイランドキッチンがおすすめです。アイランドキッチンはシンク・コンロ・作業台が島のように壁から独立した設計になっているキッチンで、複数人で料理がしやすいという特徴を持っています。しかし、キッチンスペースを大きく取るのが欠点でダイニングキッチンの場合は部屋全体の家具配置などを見直さなければならないことがあります。

どこでも自由に水を掛けられるシャワー水栓

キッチンの役目は料理を作ることだけでなく、食べた後の食器や鍋を洗う水仕事も含まれています。しかし、食器などの洗い物は効率が悪くて難儀することがしばしばあります。蛇口からの水で食器を洗おうとすると、食器のカーブで水が跳ね返って周りに飛び散り服や壁が濡れてしまうもの。このような洗い物の際の水の飛び散りは結構なストレス源になってしまうのです。
そのためか、主婦に人気がある設備の一つがキッチンの蛇口がシャワーヘッドになっているシャワー水栓。しかも、引き伸ばして使えるので水を出す方向を自由に変更できて、効率よく洗い物が出来るので節水にもなるし水の飛び散りも防止できるのです。

きれいでおいしい水を…浄水器

地方はまだしも、都会は水が不味いというのはよく言われることです。水道の取水先によっては水にヘドロの臭いが付いていたり、飲めるようにするために添加したカルキ臭が目立ってしまうのが日本の水道の弱点と言えます。そのため、飲用水や料理だけでなく洗顔などにもミネラルウォーターを使うという家庭もあるくらいです。

こうした理由からキッチンのリフォームの際に水道に浄水器を付ける家庭も少なくありません。リフォームで浄水器を導入する場合は外付け式よりも組み込み式のビルトイン浄水器の方が人気があります。
ビルトイン浄水器は、外付け式よりも一度に出せる水の量が多く洗い物にも使えるほどなのです。

洗い物作業を簡略化する自動食器洗い機

洗い物などの水仕事は、夏場はまだいいけれど冬場になると途端に辛い仕事になります。蛇口をひねると出てくるキンキンに冷えた水が手を凍えさせ、暖房が利いていても身体の芯から冷えてしまう感覚は辛いものです。しかも、水で冷えた手はしもやけ・あかぎれを起こして手荒れを進行させてしまいます。
しかも、洗い物作業は毎日食事をするたびにやらなければならないので、世のお母さん方や奥様方は毎日辛い思いをしているのです。

その為、キッチンのリフォームの際に自動食器洗い機をリクエストするお母さん・奥様は決して少なくありません。自動食器洗い機は電気・水道代が掛かるものの、使い終わった食器をセットしてスイッチを入れるだけで洗浄・乾燥を自動でやってくれるので、手荒れに悩まされなくて済むというメリットが大きいのです。
しかし、食器洗い機には洗える食器のサイズが決まっているため、サイズ以上の大きさの大皿や鍋は手洗いしなければならないのがデメリットと言えます。

著者:和田ちえみ

取材ライター
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三度の飯より書くこと聞くことが好き。インタビューやプロフィール作成、企業社内報など堅い文章も書けます。人の話を聞き、それをまとめるお仕事が多いです。