要注意!数十万を吹っ掛ける極悪水道業者に騙されない簡単な方法|水回りトラブル入門

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2013年1月16日
要注意!数十万を吹っ掛ける極悪水道業者に騙されない簡単な方法

水回りの緊急トラブルに頼りにしたい水道業者。しかし、中はその緊急性に付けこみ、必要のない部品の交換を行い、修理費を釣り上げる悪徳業者も存在します。そこで、そんな悪徳業者に騙されない為に、その手口と覚えておきたいポイントをまとめました。

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悪徳業者に引っ掛からない為に注意する事

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  1. 安い料金を信用せず、申込みの段階で料金の確認を行う。
  2. 修理個所以外の交換を勧められても、安易に契約はしないようにしましょう。
  3. 平時に地元の業者を調べ、トラブルに備えておきましょう。

以上の3項目は、悪徳水道業者に騙されない為の基本的な心構えです。
それでは、どういう事なのか、どうすればいいのかを説明していきます。

元栓を閉じて、まずは落ち着く

まずは『水の元栓を閉じます』
蛇口などの水栓機についている止水栓、もしくは家の元栓を閉じます。
そうすれば、すぐに水は止まり、被害の拡大を防ぐ事ができるでしょう。
そして、一度冷静になってから、業者を選んでも問題ありません。

悪徳業者はパニックに付けこむ

トイレの水が溢れそうになったり、蛇口から噴水の様に水が噴き出した時はどうしてもパニックになってしまいます。
しかし、悪質水道業者はそんなパニックを利用します。
混乱したままでは、相手の言いなりになってしまい修理が終わった後で高額請求を突き付けられるかもしれません。

水道局に連絡する

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一旦、被害の拡大が止まったのなら、故障個所を確認し、自分で修理する事を考えてもいいでしょう。
しかし、自分の手に余ると思ったのなら、水道局も連絡するといいでしょう。

各地区には水道局指定の水道業者がある

漏水による水道料金の免税手続きや配管の工事は、水道局指定の業者しか行えない事になっています。
なお、指定業者は、住んでいる地区の水道局のサイトに一覧が記載されており、そこから調べる事も可能です。

指定業者が信頼できる保証もない

しかし、残念なことに指定業者だからと言って、全ての業者が安心という事でもありません。
中には『水道局指定業者』という看板を盾に、あくどい商売を行っている業者もありますので、一概に『指定業者だから大丈夫』という考えは危険です。

おすすめは地域密着の法人企業

会社の規模にはこだわりません。また、個人経営の水道業者が信用できない訳でもありません。
しかし法人の場合は、税務署などへの申請が義務付けられていますので、全く知らない業者であるならば、個人よりも法人の方が信頼できると言えるでしょう。

大々的な広告には費用が掛かる

大きく広告を行うという事は、それだけ技術やサービスに自信があるとも言えます。
しかし決して安くない広告費に掛かった費用は、確実に修理費に上乗せされてくるでしょう。
夜中でも対応してくれるのかもしれませんが、費用は相場よりも高くつく事になります。

極端に安い料金を信用するのは危険

安い料金はあくまでも、『最低料金』として設定されているだけです。
その他にも、出張費、点検料、材料費、部品の脱着料と言った項目が増え、結果的には当初に提示されていた金額よりの数倍の料金を請求される事もあります。
問い合わせの際に『出張費』と『夜間料金』、『点検料』、『見積もり料金』がどれだけかかるかを確認しましょう。

また、水漏れといっても、その原因や修理個所によって料金は変わってきます。
ろくな調査もせず、原因が分からないままに安い金額を提示してくる業者を信用するのは危険でしょう、

見積りや作業説明が無い

通常、トラブル防止の意味も込め、作業前には「作業内容」と「見積もり金額」が提示される物です。
それらが無い場合、修理が終わった後で高額の請求をしてくる事も考えられます。
工事に取り掛かる前に、『書面』で見積りをもらうようにしましょう。

逆に、高額な請求をされたとしても、事前に請求された内容と金額に同意した場合は、返金交渉は難しいでしょう。
高額な契約の場合は、1社に決めず、他の業者からも見積もりを取り、比べる事が必要です。

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。