水栓を閉めること。とはいえ閉めすぎると今度は水量が足りなくなってしまいますので、タンク内の水の量を見ながらゆっくりと閉めましょう。中央にある丸い「浮玉」が上がった状態のとき、水面がオーバーフロー管の先端より2~3センチほど下にきていればバッチリです。 図10-1「タンク内の様子」 タンクの下から水漏れしてい
水栓を開き、タンク内に供給される水の量を増やすことが必要です。タンク内の水量を確認しながら、少しずつ止水栓を開いていきましょう。 止水栓を開いても水の出が改善されない場合、もしかすると「ダイヤフラム」という部品に問題があるのかもしれません。ダイヤフラムとはボールタップの近くにある部品で、タンク内の水圧を調節する役
までにかなり時間がかかるようなら一大事。間を置かずに水を流したいときに、あわてることになってしまいます。 通常、タンクに元通りの量の水が溜まるまでに必要な時間は、1分半から2分くらいが目安。これよりもかなり時間がかかるようなら、トラブルと考えてよいでしょう。 タンクに水を給水するときには「止水栓」という部品
確認します。水がある場合は、給水管からタンクへの水の供給は問題なく行われているが、タンクから便器への排水に問題があるということになります。 よくあるのが、タンク下部にある「フロートバルブ」という部品とハンドルアームをつないでいるクサリがはずれたり切れたりしているケース。 こうなるとハンドルを回してもフロート
止まるはずですが、これがいつまでたっても止まらないとなれば一大事。そのままほうっておくと水があふれ出て、家じゅうが水びたしになってしまう可能性もあります。 こんなときは、とにかく水を止めることが先決です。止水栓を閉め、ハンドルを回してタンク内の水もすべて抜いて空の状態にしておきましょう。 画像元:LIXIL